OEE (Overall Equipment Effectiveness)
OEEは設備生産性の主要指標です。可動率、性能、品質を一つのパーセンテージ値に統合します。
OEE (Overall Equipment Effectiveness) は、設備がどれだけ効果的に使用されているかを測定します。可動率(計画稼働時間と実際の稼働時間)、性能(目標速度と実際の速度)、品質(良品数と総生産数)の3つの要素の積です。
OEEが100%とは、設備がダウンタイムなしでフル稼働し、良品のみを生産している状態を意味します。実際には、離散型製造業ではOEE 85%がワールドクラスとされています。
OEEの強みは分解可能性にあります。数値が低下した場合、3つの個別要素がどこに問題があるか(計画外の停止、速度低下、不良品)を即座に示します。
産業界の典型的なOEE値は60%から75%の間です。85%までのギャップは、新たな設備を購入せずとも追加のシフトに相当する膨大な改善ポテンシャルを意味します。
計算式
OEE = 可動率 x 性能 x 品質
実践例
射出成形機の計画稼働時間は8時間ですが、実際は6.5時間しか稼働していません(可動率:81.3%)。900個の生産能力に対し780個を生産(性能:86.7%)。そのうち750個が良品(品質:96.2%)。OEE = 0.813 x 0.867 x 0.962 = 67.8%。段取り時間を30分短縮するだけで可動率は87.5%に上昇し、OEEは73%になります。
Leanshiftの活用方法
Leanshiftの目標状態計算機は、記録されたプロセス時間からOEEを自動計算します。これにより、可動率・性能・品質のどれが改善のレバーかを即座に把握できます。
よくある質問
OEEの良い値とは?
離散型製造業では85%がワールドクラスとされています。平均は60-75%です。絶対値よりもトレンドが重要です。OEEが時間とともに上昇していれば、設備は改善されています。
OEEはどのように計算しますか?
OEE = 可動率 x 性能 x 品質。可動率 = 稼働時間 / 計画時間。性能 = (生産数 x 理想サイクルタイム) / 稼働時間。品質 = 良品数 / 総生産数。
OEEとTEEPの違いは?
OEEは計画生産時間内の有効性を測定します。TEEP (Total Effective Equipment Performance) はカレンダー時間全体(週末などの計画停止を含む)を基準にします。